スニーカーの解れはどのように直るのか?
今回ご紹介するのははオニツカタイガーのメキシコ66、ほつれ修理。
メキシコ66は、オニツカタイガーの中で一番人気のあるモデルです。
クラシックなデザインに青と赤のオニツカタイガーストライプがアクセントになり、なんともいえないレトロな雰囲気があり、ヒールフラップなど他のスニーカーにはないデザインが、お洒落心をくすぐりますね。
お洒落なデザインだけではなく、靴底はしっかりとクッションが効いていて歩きやすく、機能性も持ち合わせており、靴としての基本性能がしっかりしてるので根強い人気を誇っているのでしょう。
細身のスニーカーは、すっきりしたデザインで、足元にボリュームがでないので、細身のパンツに合わせやすく、すっきりしたファッションが楽しめます。
オールレザーのスニーカーは、履き続ける事でさらに深みが出て自分だけの一足に仕上がってきて、永く履き続ける事が出来ます。
永く履き続けるうちに傷んでくるところもありまして、今回はよく修理依頼のある履いた時に曲がる部分のほつれ直しをご紹介します。
スニーカーほつれ修理前
シューレースを通す為の穴の脇の部分がほつれております。
縫った部分がほつれる原因は様々ありますが、歩行時に力のかかる部分や、擦れてしまう部分が、ほつれやすいですね。
靴の場合ステッチがほつれてしまっても、すぐに履けなくなる事はないのですが、アッパーの形を保持出来なくなり、型崩れの原因になります。
型崩れしてきますと他の部分に負荷がかかる事もあり、他の部分がほつれてくる事の原因になります。
ほつれてしまった部分の修理が早ければ早い程、修理時間も短時間で済みます。
スニーカーほつれ修理後
ほつれてしまった部分を修理専用のミシンで縫い直します。
元々あった縫い穴と同じ所に針を落として縫い直していきます。
元々あった縫い穴と同じ場所を縫う事で、革を痛める事なく、修理する事が出来ます。
一度ほつれてしまった部分は再度ほつれる可能性がありますので、再修理が可能なように、革に必要以上に穴を開けないように修理します。
ほつれてしまった部分は歩く時に曲がる回数が一番多い部分でして、力のかかる部分でもありますので、1回縫ってからもう一度縫う2重縫いで強度を出してあります。
これで多少力がかかってもほつれてこないようになります。
レザーの良いところは、革が破れたりしていなければ、同じ縫い穴を再利用して修理する事でほぼ元通りに復元出来る事ですね。
質の良いレザー製品は、一生物といわれる理由がそこにあるのです。
当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。
オニツカタイガーほつれ修理まとめ
最近は、拘りのデザインのスニーカーや、復刻版のスニーカーが、各メーカーより素晴らしい品質で発売される機会も増えてきました。
スニーカーでも使用されるレザーは髙品質の物が使われてる事も多く、大切にメンテナンスしていれば永く履き続けられるようになってきました。
永く履いていれば、ほつれが出てきたりする事もあります。
そんな時は早めに修理する事でしっかり直りますので、お気軽にご相談くださいませ。
修理内容 ほつれ修理
修理期間 1日から
修理金額 1箇所¥1100(税込)から
※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。
※修理金額は使用する材料、靴の状態により変わります。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。