お気に入りサンダルを今シーズンも快適に履く方法
6月頃から9月頃まで活躍するサンダル。
およそ4ヶ月ほど履かれるアイテムになります。
4ヶ月程ですと履いていてメンテナンスの必要性をあまり感じる事なく、保管されることと思います。
ですが、夏場に履かれるサンダルは見た目以上にダメージを受けている事があり、いざ履こうとしたら履き心地が悪くなっている事があります。
代表的なダメージは
中敷きの剥がれや、ひび割れ
靴底が薄くなり、足裏が痛くなりやすい
サンダルを履いていて、足が外側に傾く感じがする
等、どれも困った症状です。
そこで今回はサンダルのダメージを受けやすい箇所のフルメンテナンスをご紹介します。
フルメンテナンスする事でサンダルの履き心地が良くなり、快適にお履き頂けるようになります。
中敷き交換・靴底補強・かかと修理前
中敷きの状態
中敷きは昨シーズンしっかり役目を果たした結果、革が硬くなり、ひび割れてきております。
中敷きが汚れてくるのは悪い事ではなく、足の裏にかく汗をしっかり吸収してる証拠です。
天然皮革の中敷きは合成皮革の中敷きより汚れが目立ってくる事がありますが、それはしっかり汗などを吸収してる証拠ですし、汚れてくる事で貼り替えるタイミングも分かりやすいメリットがあります。
靴底の状態
靴底は見た目にはあまりダメージなど無いように見えますが、つま先の部分の消耗と、靴底中央部分が薄くなってきておりますのでこれ以上ダメージが広がらないように靴底をラバーのシートで補強します。
かかとの状態
かかとの部分は一番下に付いているゴムが弱くなってきて割れてきております。
かかとを安定させる為に重要な部分のゴムが磨り減ったり、割れてきますと、歩く時にとても履きにくくなります。
割れてしまったかかとのゴムを取り外して新しいゴムの素材に変える事で履き心地が良くなります。
中敷き交換・靴底補強・かかと修理後
中敷き
中敷きを新しい濃茶の中敷きに貼り替えました。
中敷きの色をオリジナルの時の色に近づける事で貼り替えた後も靴の持つ雰囲気を崩す事なく自然に仕上げる事が出来ます。
また、中敷きの下に入っていた薄いスポンジのパットも新しいパットに交換しておりますので、新品の時のような履き心地を体験して頂けます。
あの新品の靴を履いた時の気持ち良さがもう一度蘇ります。
靴底
靴底を補強する為にラバーシートをお貼りしました。
今回は滑り止めを強化したタイプのシートを採用しました。
通常のラバーシートより滑りにくい素材とグリップパターンで濡れた路面でも安心してお履き頂けます。
もう一つ、この滑り止めを強化したラバーシートは地面から伝わる衝撃を和らげる効果があります。
サンダルの靴底は薄いので、歩く時にペタペタした感じがどうしてもあるのですが、ラバーシート1枚でふんわりした柔らかい履き心地になります。
長時間ハイヒールで、しかも靴底が薄いサンダルで外出していると、足の裏が痛くなってきて、気分が下がる事がありますが、そんな薄い靴底の困った症状を軽減する事が出来ます。
靴底が薄くて足の裏が痛くなってお困りのお客様には是非一度試して頂きたい商品です。
かかと
ヒールの一番下に付いているゴムを新しい物に交換しました。
ヒールが細いタイプでしたので、通常のかかとのゴムより耐久性のある硬質タイプを使用しました。
かかとのゴムを新しく交換しますと、歩く時に靴が外側に傾く事なく、真っ直ぐな状態で歩く事が出来るようになります。
その結果、歩き姿が美しくなりますし、ある程度歩いた時の疲労感も軽くなります。
ヒールが細いタイプは先端のゴムを交換する事でとても履き心地が良くなります。
当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。
中敷き交換・靴底補強・かかと修理まとめ
夏場にお世話になる事が多いサンダルは、突然の大雨や、強烈な紫外線などでダメージを受けながらワンシーズン履かれます。
お気に入りのデザインのサンダルは次のシーズンも履きたいものです。
でも傷んで履き心地が悪いままでは履けないと思います。
そこで新しい天然皮革の中敷きに交換して、靴底とかかとのゴムを交換する事で、新品の時のような履き心地が蘇り、夏のシーズン快適に履く事が出来るようになります。
修理内容 中敷き交換・靴底滑り止め補強・かかとゴム交換
修理時間 1時間から
修理金額 ¥6280(税込)から
※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。
※修理金額は使用する材料、靴の状態により変わります
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。