ゴールデンウィークはとても良い天気が続き、気持ち良く過ごされたのではないでしょうか。
今回はたまにしか履かない靴にありがちな困った事の解決方法をご案内します。
【こんな事あるの?】靴のかかとのゴムが劣化
大切にしまっておいた靴を久しぶりに履こうとすると、かかとのゴムがポロポロと崩れてくる事があります。
かかとのゴムが劣化するなんて想定外ですね。
ゴムって劣化するの?
そんなに履いていないのに?
疑問が出てきます。
結論から申しますと、ゴムは劣化します。
靴のかかとのゴムは履く、履かないに関係なく時期がくると劣化してきます。
その為に冠婚葬祭用の靴などを久しぶりに履いたらかかとが砕けてきた、割れてきた等のトラブルが発生します。
式場に向かう途中でトラブルが発生する事もあり、とても困った状態になります。
およそ2年から3年ほどでかかとのゴムの劣化がはじまりますので、季節の変わり目に一度履いてみるなど点検してみては如何でしょうか。
かかとのゴムの側面が白っぽく粉をふいたような状態になっていたら注意が必要ですよ。
それでは実際にかかとのゴムが劣化して取れてしまった状態がどのように直るのか見ていきましょう。
PRADAかかとゴム交換・靴底補強前
かかとのゴムが砕けてなくなっています。
幸いなことにヒール本体にはダメージがありませんので、かかとのゴムを交換する事で綺麗に修理出来ます。
パンプスのヒール先に付いてるゴムは交換出来るように作られておりますので、しっかり直ります。
靴底の部分も同時に点検します。
レザーソールのパンプスですので、ラバーソールの靴底と比較すると磨り減りやすいタイプです。
かかとの修理に使用する材料はかなり耐久性のあるものを使用しますので、靴底も長持ちするようにラバーのシートで補強します。
かかとのゴムだけ交換して靴底を補強しなかった場合、つま先の部分が駄目になってしまう事例が多々あります。
そこで当店では、かかと修理と一緒に靴底補強をおすすめしております。
靴底をラバーシートで補強した靴としなかった靴とでは靴の型崩れの度合いも違い、圧倒的に靴底を補強してある靴が綺麗な状態を保ちます。
靴が型崩れしない理由は靴底がねじれて左右どちらかに傾くのを予防し、常にバランスの良い状態で歩行できるからです。
それでは修理後の状態を見てみましょう。
PRADAかかとゴム交換・靴底補強後
かかとのゴムは新しく交換され、靴底は屈曲性に優れたラバーシートで補強されました。
かかとに使用した材料は国産品の日本の道路事情に適した物です。
滑りにくく、磨り減りにくい特徴があり快適に靴をお履き頂けます。
修理実施店舗
店名 ウィンリペア多摩センター
住所 東京都多摩市落合1-44丘の上プラザ3階
電話番号 042-339-5045
営業時間 10時から20時
休憩時間14時から15時
当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。
PRADAかかと修理・靴底補強まとめ
修理内容 かかとゴム交換・靴底補強
修理料金 ¥3450(税抜)から
修理時間 1時間から
※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。
※修理金額は使用する材料、靴の状態により変わります。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。