本日はポール・スチュアートの靴底修理をご案内します。
教えて!革底の靴、修理のタイミング
ちよっと悩む、靴底のメンテナンスはどのタイミングでやればいいのか?
今回はお客様から寄せられたお悩みの一つを解決していきたいと思います。
靴底に穴が空くデメリット
雨の日にくつを履いていて靴底から雨が染みてきて嫌な体験をした事はありませんか?
気づかないうちに穴が空いている事があるので、雨の日など靴底から雨が染みてきて嫌な思いをします。
穴が空いていると修理にも時間がかかり、すぐに直らないので1日中冷たい靴を履かなくてはいけなくなります。
靴底の修理のタイミングを知っていれば靴底に穴が空いてしまうトラブルを回避して快適に靴を履けるようになります。
靴底を修理するベストなタイミング
靴底を修理するベストなタイミングは、かかと修理を1回目の時に一緒に靴底も修理する事です。
それは何故かといいますと、かかとが消耗して交換が必要な時は靴底も1/3程磨り減っています。
これまで何足も修理してきた経験から皆様そのくらい靴底が消耗しています。
靴底が1/3程消耗した状態で靴底に補強用のラバーシートを貼ると丁度消耗した分の厚みを戻す事が出来るのです。
靴底に厚みが戻ると足裏に伝わる地面からの衝撃が和らぎ履きやすくなります。
それではどうやって靴底を補強していくのか解説します。
ポール・スチュアート靴底修理前
かかとの部分はダブテイルのラバーピースの部分が斜めに磨り減っています。
今回はダブテイルからフルラバーのトップリフトに交換します。
磨り減りに強いタイプのトップリフトですので、長持ちします。
靴底の部分は見た目では解りにくいのですが、中央部分が磨り減って薄くなっています。
このまま履き続ける事も出来ますが、穴が空いてから修理をしますと修理に要する日数もかかる事から今回はラバーシートを貼る修理方法を選択します。
革底の特徴である屈曲性が良い特徴を失わないvibram #2337で靴底を補強します。
ポール・スチュアート靴底修理後
ヒール本体まで磨り減っていましたが、革を補充してヒールの高さを変えずにトップリフトを取り付けました。
ヒールの高さは履き心地を左右しますので、可能な限り元に戻しす修理方法を選択します。
靴底をラバーシートで補強し、革底と比較して磨り減りに強くなりました。
ラバーですので多少の雨の日でも雨が染みてくる事なくお履き頂けます。
コバの部分はローインクで再度着色してから、ドイツ製のワックスを使用して磨き込んであります。
暫く履いているとコバの色が抜けて白っぽくなるのをワックスで磨き込む事で予防します。
お問い合わせはお気軽に修理実施店舗まで
店名 ウィンリペア川口
住所 埼玉県川口市並木元町町1-79イトーヨーカドーアリオ川口店2階
電話番号 048-256-3009
営業時間10時から20時
休憩時間14時から15時
ポール・スチュアート靴底修理まとめ
本革タイプの靴底のメンテナンスはどうのように、どのタイミングでしたらよいのでしょうか。
靴底で必ず磨り減るのは、かかとの部分です。
かかとの部分が磨り減って修理する時に、一緒に靴底も修理すると靴底に穴が空いたりするトラブルを予防出来ます。
修理内容 靴底ラバーソール・トップリフト交換
修理時間 1時間から
修理金額 ¥5555から
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。