この記事では、COACH(コーチ)レザースニーカーの靴底修理事例を紹介いたします。
スニーカーの靴底が修理出来る事は、まだ一般的ではない為靴底が磨り減ってきたら買い換えている方が大多数ではないでしようか。
ですが、最近のレザースニーカーは品質が良く、靴底が磨り減ってきてもアッパーは綺麗な状態であり、靴底さえ直す事が出来ればまだまだ履き続ける事が出来ます。
最近では修理する時に使用する接着剤の進歩、スニーカーの靴底修理に適した材料が開発され、スニーカーの靴底を綺麗に修理出来るようになりました。
それでは早速レザースニーカーの靴底がどのように修理されるのか見て行きましょう。
【コーチ】レザースニーカー靴底修理前
ビジネスシューズと違い、靴底がフラットなスニーカーの靴底は、かかと部分の磨り減り具合がぱっと見では分かりにくいのですが、靴底をひっくり返して見ると磨り減っている部分がわかります。
スニーカーは地面と接する靴底の面積が大きい為に、靴底がある程度磨り減ってきても履き心地が悪くならないので、靴底の磨り減り具合に気づきにくい。
歩いていて滑りやすくなってきたり、靴底に穴が空いてそこから雨が染みこんできたり、小石が挟まるようになって靴底が大分磨り減ってきている事に気づきます。
注意して頂きたいのが、かかとの部分がある程度磨り減ってきますと、歩く時にカカトから着地した時、とても滑りやすく危ない状態である事です。
雨の日の濡れた路面は特に滑りやすく、手は傘を持っていたりして塞がっている事が多く、想像しただけでも危ない事を分かって頂けると思います。
磨り減った靴底を修理する事で、靴底が滑りにくくなりますし、新品の時のような履きやすさも復活しますので、歩いていて違和感を感じるようになってきた時は、早めの修理をおすすめします。
【コーチ】レザースニーカー靴底修理後
磨り減りの深かったカカト部分には、スポンジゴムを補充して、靴底全体をフラットな状態に整え、vibram7170のラバーシートを靴底全体に貼って、サイドをトリミングして完成です。
靴底を丸ごと全て交換するのと比較して、磨り減りの深い部分にゴムを補充してから、靴底の一番下の部分だけ貼り替える方法は、修理に要する時間と費用を抑える事が出来るのでおすすめです。
必要最小限の部分だけ加工して修理する事で、靴の他の部分に余計な負担をかけずに済みます。
今回修理に使用した材料は、vibram7170、当店の新商品です。
vibram7170の特徴ですが、滑りにくく、対摩耗性に優れた商品です。
複雑なソールパターンがしっかり地面を捉え、滑りにくく安心な歩行をサポート。
柔軟性のあるラバー素材であるため、スニーカーの履き心地の良さをそのまま残して修理する事が出来ます。
靴底の磨り減りが気になっていたり、滑りやすく履きにくい状態を我慢して履いていた方々には是非試して頂きたい修理メニューになります。
【コーチ】レザースニーカー靴底修理まとめ
カジュアルでお洒落なファッションが楽しめるようになってきましたが、靴もスニーカーでは少しカジュアル過ぎる感じがして、なんとなく嫌だなと感じていた方々に、大人っぽいレザースニーカーは大変人気です。
レザーですので、靴クリームでお手入れする事でいつも綺麗な状態を保つ事が出来るのも人気の秘密ではないでしょうか。
ハイブランドのコーチのレザースニーカーは、髙品質のレザーをアッパーに使用していますので、靴底を修理しながら永く愛用出来ます。
とてもしっかりした革がアッパーに使用されているんですよ。
靴底が磨り減ってきたけど、まだ上の革は綺麗な状態だから買い換えるかどうか判断に迷うような靴がありましたら、靴底を修理して履き続けられる事を知って頂けると嬉しく思います。
修理時間・料金
修理期間 1日から
修理料金 ¥7000(税抜)から
修理時間は店頭の混雑状況により変わります。
修理金額は使用する材料、靴の状態により変わります。
修理実施店舗
店名 ウィンリペア神田
住所 東京都千代田区鍛冶町2−11−22
電話番号 03-5296-5377
営業時間 10時から19時
土、日、祝日はお休みを頂いております。
当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。