普段はきっちりとした革靴を履いて仕事を頑張っているから、休日くらいは軽く履きやすい靴でリラックスしたい。
そんな時にぴったりなのが、レザーアッパーを使用したスニーカー。
休日にショッピングや、散歩で沢山歩かれてもスニーカーと同じような履き心地の為に、疲れにくく快適にすごす事が出来ます。
これまでレザースニーカーといえばスポーティーなデザインが多く、少しきれいめなファッションの時は合わせにくかったのですが、ビジネスシューズを手がけるメーカーもスニーカーをラインナップに揃えるようになってから、大人のカジュアルな服装にも合わせやすいデザインの靴が増えてきました。
ぱっと見は革靴なのではないかと見間違えるような綺麗なデザインのレザースニーカーもラインナップされるようになり、ライトな履き心地の靴を履きたいけどお洒落は犠牲にしたくない大人の要望を叶えた素晴らしい商品が手に入る時代になりました。
そんなお洒落な大人の足元を綺麗に見せるレザースニーカーですが、メンテナンスにもきちんと気を配りたいところです。
レザースニーカーは修理しながら履き続けられるように大半はシンプルな作りになっています。
それでは実際、靴底が消耗したレザースニーカーがどのように直るのか見て行きましょう。
【リーガル】レザースニーカー修理前
靴底でも一番消耗しやすのは、かかとの部分。
歩行時に滑り止めの役目のあるアウトソール(靴底の一番下のゴムの層)が磨り減ってなくなっています。
クッションの役目を果たすミッドソールのスポンジの部分まで磨り減っている状態でして、濡れた路面を歩く時に滑りやすくなっている状態。
スニーカーのアウトソールはビジネスシューズ等と比較すると薄いラバーシートが使われている為に、履き心地の悪さが感じられる頃には、この位消耗している事が大半です。
もう少し耐久性のある作りにならないのかな?と思ってしまいますが、そうするとスニーカーの特徴であるあの軽い履き心地が犠牲になってしまいますので悩ましいところですね。
ミッドソールまで削れてしまっても、きちんと修理できますのでご安心ください。
すり減りすぎてしまうと修理が出来ないのではないかとお考えの方もいらっしゃいますが、靴底のゴムやスポンジの部分だけ磨り減っている状態であれば、修理する事は可能ですので、諦めず相談して頂ければと思います。
【リーガル】レザースニーカー修理後
磨り減っていたミッドソールの形を整えて、アウトソールは全面貼り替えました。
アウトソールに使用したのは、イタリア製の滑りにくく、磨り減り難い素材を使用。
ソールの厚みも元のソールと同じ4mmで仕上げてあり、靴のデザインを損なわないように修理しました。
色が抜けていたコバの部分は、専用のインクで着色し直してワックスで整えます。
アウトソールを新しく貼り替える事で、滑りにくくなり歩行がとても楽になり、休日をリラックスして楽しんで頂けるようになります。
ワンポイントアドバイス
革靴はくつ底の張り出し部分のコバの部分が綺麗に着色され、磨き込まれていると靴がとても綺麗に見えますので、靴磨きをしても綺麗になった感じがしないと感じられた時などコバの部分を丁寧に歯ブラシなどで磨いてみると見違えるように綺麗に仕上がりますよ。
【リーガル】レザースニーカー修理時間・料金
修理期間 2週間から
修理料金 ¥15000(税抜き)から
※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。
※修理金額は使用する材料、靴の状態により変わります。
【リーガル】レザースニーカー 靴底修理まとめ
履き心地の良さと、革靴の艶感を併せ持つレザースニーカー。
お洒落な大人の間では、休日のファッションのマストアイテムになりつつあります。
特に今回ご紹介した茶系のレザースニーカーは、お手入れをする事でその靴だけのエイジングを楽しむ事が出来ます。
茶系のレザーは靴磨きを重ねる事で、良い感じで革の深みが出てきて、どんどん味が出てきます。
レザースニーカーの靴底は修理可能なようにシンプルな作りになっていますので、お気に入りの靴はくつ底を貼り替えながら大切に履き続けてみてはどうでしょうか。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。