女性の身だしなみの一つにパンプスのかかと修理があります。
靴をしばらく履いていてかかとのゴムが磨り減ってくると、カツカツ音がしてきてあまり気分の良いものではありません。
比較的静かな場所などでは、歩く足音が気になってしまいます。
今回は
靴のかかとのゴムが磨り減ってきても、我慢して履き続けてきた方
かかとのゴムが交換出来る事をご存じなく、靴を買い換えていた方
靴底が磨り減ってきて、履きにくくなったまま履き続けてこられた方
に是非知って頂きたい靴の修理内容です。
歩き姿が美しい女性が密かに実践してる靴のメンテナンス方法
社会人になると、少し背伸びしてお洒落な靴をお履きになる事もあると思います。
履き始めの頃はとても快適に履く事が出来て、しっかりしたメーカーの靴はやっぱり履き心地が違うと感動されることでしょう。
ところが、しばらく履いていると徐々に履きにくくなってくる事があります。
なぜ?
せっかくしっかりした靴を購入したのに、これじゃなんか損した気分、、、なんて感情になる事も。
その気持ちとてもよくわかります。
筆者の私も社会人になり、かなり思い切って少し高級な靴を履き始めて思った事ですから。
そこで革靴を履く場合、知っておかなければいけない基本的な事があります。
それは
革靴の靴底はメンテナンスしながら履かなければいけない事です。
学生の頃はスニーカーなどを履いていて、靴底が磨り減ってもなんとか履き続ける事が出来たかもしれませんが、革靴の場合はそうはいきません。
特に女性のパンプスのように、足裏は靴底の部分で、かかとはヒールの部分でそれぞれ支えている靴は靴底が磨り減ってくると途端に履きにくくなってきます。
履きにくくなる原因は
かかとの一番下のゴムが磨り減って斜めになってくる事です。
斜めになったゴムは靴を真っ直ぐな状態に保つ事が出来なくなり、靴が常に外側に傾いた状態になります。
歩いている時も外側に傾いたままですので、とても歩きにくいわけです。
かかとや靴底の傾きが解消されれば靴はまた履きやすい状態になります。
靴の傾きを解消する方法は
ヒールの一番下のゴムの交換
靴底をシューリペアマシンで整え、レザーもしくはラバーで補強する方法です。
たったこれだけで靴がとても履きやすくなります。
これからご紹介するフェラガモのパンプスは特に履きやすさを実感して頂けます。
それは、靴のアッパーがお客様自身の足の形に馴染んでいるから。
足に馴染んだアッパーとメンテナンスされた靴底の組み合わせは、これ以上ない履き心地をお客様に体験して頂ける組み合わせです。
フェラガモ靴底補強前
ヒールの先のゴムが少し斜めに磨り減っている状態です。
少しばかり履きにくさを感じる頃です。
靴底は革底のタイプですが、目立ったダメージはまだありません。
フェラガモ靴底補強後
ヒールの先端のゴムを、当社オリジナルの長持ちするタイプで交換しました。
ヒールが細いタイプは先端のゴムが磨り減りやすいので、長持ちするタイプをセレクトします。
靴底は磨り減りに強いラバーシートで補強しました。
屈曲性にすぐれたラバーシートですので、革底の反りの良さをそのままに靴底を丈夫にします。
靴底がしっかりすると、足裏の疲れやすさを軽減しますのでヒールで高さがあるパンプスには大変おすすめです。
修理実施店舗
店名 ウィンリペア川口
住所 埼玉県川口市並木元町町1-79イトーヨーカドーアリオ川口店2階
電話番号 048-256-3009
営業時間10時から20時
休憩時間14時から15時
当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。
フェラガモ(かかと修理・靴底補強)料金および時間
修理料金 ¥3400(税抜き)から
修理時間 1時間から
※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。
※修理金額は使用する材料、靴の状態により変わります。
フェラガモ・パンプスのメンテナンスまとめ
革靴の靴底が磨り減ったら、もうその靴とはお別れしてきた方に知って頂きたい靴のメンテナンス方法をご紹介してきました。
雨の日が多い日本では、靴が傷みやすくすぐ駄目になりやすい環境ですが、靴底を適切にメンテナンスする事で長持ちさせる事も出来ます。
靴底をメンテナンスする事で靴の状態が良くなるばかりでなく、歩き姿をきれいにしますので歩き疲れしにくくなりストレスが軽減されます。
靴底が磨り減ったままの靴は見た目が悪いだけではなく、疲れやすいなど体調にも影響が出ますので、これまで靴は直した事がない方に一度かかとの修理を体験して頂けたらとの思いで今回の記事をまとめました。
参考にして頂けると幸いです。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。