【コンバース】靴底が磨り減った時の修理
この記事では、スニーカーの定番コンバースの靴底が磨り減ってきた時の解決方法をご紹介します。
コンバースを愛する人に知って欲しい修理する事で得られる3つのメリット
いつの時代も人気のコンバースですが、最近では限定デザインのコンバースなども販売されるようになりお洒落な方々に人気です。Instagramでもオリジナルデザインのコンバースが多数投稿されていますよね。
そうなるとこれまでのように履きつぶして新しい物に買い換えるというライフスタイルから、自分の好きなデザインの靴を大切に扱いながら履き続けるというライフスタイルに変わってきます。消耗品であったジーンズが、ビンテージジーンズとして大切に扱われるようになった流れと同じですね。
コンバースは履き物ですから大切に扱っていても靴底だけはどうしても消耗してきてしまいます。
そこで靴底のメンテナンスが必要になる訳ですが、靴底を修理する事で3つのメリットを得る事が出来ます。
コンバース靴底修理の3つのメリット
- 靴底の耐久性がアップする
- 靴底がより滑りにくくなる
- エイジングを楽しむ事が出来る
一つめは以前の靴底よりも耐久性がアップする事。
靴底修理専用として開発されたvibram社製の修理材を使用する事で、靴底が以前よりも磨り減りにくくなります。つまり履きやすい状態が長持ちするという事なんです。
2つめは靴底がより滑りにくくなる事。
ランダムに刻まれた滑り止めの溝がしっかりと路面を捉え、雨の日が多い日本の路面でも滑りにくく安心して靴を履けるようになります。
3つめは大切に履き続ける事で靴にエイジングの風合いが刻まれてきて良い感じになってくる事。
まさに自分が育て上げた自分だけのオリジナルコンバースが誕生する瞬間です。
以上3つのメリットをまとめましたが、自分の好きなデザインのコンバースを少しでも永く履けるように参考にして頂けたらと思います。
コンバース靴底修理前
コンバースの靴底は他のメーカーのスニーカーの靴底と比較して薄い作りになっております。
靴底がアウトソール1枚だけの作りの為に、靴底が磨り減ってしまうと中底を突き抜けて靴底に穴が空いてしまい、その部分から雨の日などは雨水が染みこんできてしまう事があります。そうなると衛生上問題がありますので、早めに修理して対策しておきたいですよね。
今回の修理事例では穴が空いてしまうほど磨り減ってはいませんでしたが、靴底の溝がなくなりツルツルの状態でしたので修理するには一番良いタイミングでした。
磨り減ったかかとの部分だけ修理する事も出来るのですが、今回はより自然に仕上がる方法である靴底全面を貼り替えるオールソールという修理方法を選択。オールソールのメリットはやはり格好よく綺麗に仕上がる事。修理した感じを残さずに自然に仕上げる事が出来ます。
それでは実際どのように仕上がったのか見てみましょう。
コンバース靴底修理後
磨り減って片減りした靴底を削って平らに整えてから、新しいラバーシートに貼り替えました。
今回靴底に使用したのはvibram7170のホワイトタイプです。靴底の側面の色がホワイトですので、側面を自然な感じで仕上がるようにホワイトを選びました。
磨り減って薄くなっていたかかと部分もしっかり厚みが戻り、穴が空きそうな不安が無くなりましたね。
そしてvibram7170には滑りにくいという嬉しい特徴があります。
vibram7170が滑りにくい理由ですが、仕上がり後の写真を見て頂くと靴底の溝のパターンがランダムにギザギザ状に入っています。このランダムなギザギザがあらゆる方向にも滑り止めを発揮して靴底が滑りにくい状態をキープします。
雨の日が多い日本では路面が滑りやすくなりますので、靴底が滑りにくいように工夫されているのはとても助かりますね。
コンバース靴底修理期間と料金
修理期間 | 1週間から |
修理料金 | ¥8800(税込)から |
※修理期間は店頭の混雑状況により変わります。
※修理料金は使用する材料、靴の状態により変わります。
当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。
コンバース靴底修理まとめ
コンバースの靴底は修理する事が可能です。
磨り減って滑りやすくなってきた靴底や、長い間履いていて穴が空いてしまった靴底を綺麗に修理する事が出来ます。
修理に使用するのは耐久性に優れ、滑り止め効果が高いvibramの材料を使用して修理しますので、おろしたての時のように履きやすくなりますよ。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。