この記事ではサンダルの靴底が磨り減って穴が空いてきた場合の修理方法をご紹介します。
サンダルの靴底が磨り減って穴が空いてきた場合の修理方法は2つあります。
一つ目の方法は、磨り減って穴が空いてしまった部分だけ修理する方法。
修理範囲も限定的であるため、修理費用もあまりかからず、修理時間も短時間で仕上げる事が出来ます。
二つ目の方法は、磨り減った靴底全体を貼り替えるオールソールという修理方法です。
靴底全体を貼り替えますので、仕上がりが綺麗で新品の時のように仕上がります。
修理時間がかかりますが、大切に履き続ける予定の靴には適した修理方法になります。
それでは早速修理するとどのように仕上がるのか見て行きましょう。
サンダルの靴底修理前
地面と接するアウトソールのかかと部分が磨り減って穴が空き、ミッドソールまで少し磨り減っている状態です。
このような状態になりますと歩いていて、かかとの部分に衝撃が伝わりやすくなり、かかとが痛くなったりしてきます。
歩いていてとても疲れやすくもなります。
路面とグリップする役目のあるアウトソールが無くなってしまっている状態ですので、歩く時に滑りやすくなります。
そして、かかとの次に消耗しやすい、つま先部分を点検してみますと
カカトほどではありませんが、やはり磨り減ってきていて、剥がれもみられます。
僅かな剥がれのように思いますが、このままの状態で歩かれますと、路面の段差につまずきやすくなり、とても危険です。
靴底が磨り減ってきますと歩きにくくなるだけではなく、滑ったり、躓いたりしやすくなりますので、定期的にメンテナンスをする必要があります。
それでは第一段階の作業として磨り減った靴底を取り除きます。
磨り減ってしまったアウトソールだけ削り落として取り除きます。
下がアウトソールを削り落とした後になります。
今回修理するサンダルはアウトソールとミッドソールの2層構造の靴底です。
アウトソールとミッドソールの2層構造のメリットは、アウトソールの磨り減り具合が一目瞭然で分かりやすい事。
どのくらい磨り減ったかが分かる事で修理のタイミングも掴みやすく、減りすぎてしまって修理不可能になる事を未然に防ぐ事が出来ます。
アウトソールを削り落とし、新たなアウトソールとしてvibram8338を貼り付けます。
vibram8338の特徴はとにかく軽く、クッション製に優れている事です。
国内靴ブランドで有名なリーガルのリーガルウォーカーの靴底にも使用されていまして、履き心地は抜群なんですよ。
vibram8338の靴底を経験した後は、もう一度リピートするお客様が大勢いらっしゃる、とても人気の靴底材です。
軽い材料の為、サンダルの靴底にも相性が抜群です。
サンダル靴底修理後
磨り減っていた靴底が綺麗に蘇りました。
剥がれが見られたつま先部分も綺麗に直りました。
靴底メーカーのトップブランドであるvibram製品の履き心地はとても気持ちが良く、靴底を貼り替えて良かったと思って頂けるはずです。
アウトソールを貼り替える事で得られるメリットは3つあります。
1つ目は、靴底本来のクッション製が蘇り、足や膝、腰にかかる負担が軽減されて疲れにくくなる事です。
新品のクッションが十分に効いたスニーカーを履いた時のような、とても気持ちの良い履き心地になります。
2つ目は、靴底の磨り減りがなくなり、靴底がフラットになる事で、本来の正しい位置で真っ直ぐ立ち、歩行時の足の位置も正しいポジションで歩く事が出来るようになり、体の疲労を軽減してくれます。
3つ目は、サンダルの見た目が綺麗になり、気分良くお履き頂ける事です。
靴を修理した後は不思議と気分が良くなるので、リフレッシュ効果があると思います。
サンダル靴底修理まとめ
サンダルの靴底が磨り減って、履き心地が悪くなってきたり、滑りやすくなってきた等の悩みは、靴底全体を貼り替えるオールソール修理をする事で解決出来ます。
靴底のトップメーカーであるvibram社の製品を使用して修理する事で、とても履き心地が良くなりますので、一度お試しください。
修理期間・料金
修理期間 1日から
修理料金 ¥8800(税込)から
※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。
※修理料金は使用する材料、靴の状態により変わります。
当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。