【解決策教えて】サンダルつま先の革破れ
夏場に履かれるサンダルですが、素足で履かれる靴ですので、パンプス等と比較して足の裏が接する部分は痛みやすい傾向があります。
夏場は突然の大雨や、強烈な紫外線もあり靴にとっては、とても過酷な環境です。
サンダルが傷んでしまうごとに新しい靴を購入するのは、大変不経済ですので修理して履き続ける事が出来るのであればその方が良いですよね。
靴の場合、消耗しやすい箇所、壊れやすい部分がありまして、修理が大抵可能です。
今回ご紹介するサンダルのつま先部分などは、足の指が直接接する部分ですので汚れやすく、また擦れて穴が空きやすいところでもあります。
また、さほど履いていなくてもエナメルの革が使われている場合などは、経年劣化で表面のコーティングが剥がれてくる時があります。
表面のコーティングが剥がれて、ベタベタしてきますので、そんな時はつま先の部分の革を貼り替える事で問題を解決出来ます。
サンダルのつま先の部分の革の巻き替えは修理事例としては少なく、修理出来る事をご存じない方が大多数だと思いますので、この機会に知って頂けたらと思います。
それでは早速、つま先の革の巻き替えがどのように仕上がるのか見て行きましょう。
卑弥呼サンダルつま先革修理前
表面のコーティングが剥がれてきております。
剥がれてきていない部分もコーティングの浮きが見受けられます。
このようになった場合はの修理方法は2つあります。
1つは、つま先の部分の色に合わせて黒の中敷きに交換して、つま先の部分までカバーする方法。
2つめは、コーティングの剥がれてきた革を取り除き、新しい革に巻き替える方法です。
今回は、デザインをそのまま維持する方向性で、つま先の部分の革を巻き替える方法を選択します。
卑弥呼サンダルつま先革修理後
経年劣化してコーティングが剥がれてきた革を取り除き、新しい革に巻き替える事で、修理したのが解らないほど自然に仕上げる事が出来ました。
巻き替えに使用した革も同じような素材のエナメルの革を使用しましたので、履いた時の感触も以前と同じようにお履き頂けます。
当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。
卑弥呼サンダルつま先革修理まとめ
サンダルのつま先の革の部分は、傷は付きやすく、汚れやすい部分です。
擦れて革の表面が破れてきた、経年劣化で表面のコーティングが剥がれてきた時は、つま先の部分の革を巻き替える修理が出来ます。
お気に入りのサンダル、つま先の部分の汚れなどでお困りの時の修理は当店にお任せ下さいませ。
修理内容 サンダルつま先革巻き替え
修理期間 1日から
修理料金 ¥4400(税込)から
※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。
※修理金額は使用する材料、靴の状態により変わります。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。