ウェッジソールの靴底が剥がれた場合は修理出来るのか?
履きやすい靴には様々なデザインがありますが、ウェッジソールタイプの靴も履きやすいデザインの一つです。
ヒールの高さがある程度ありますが、靴底の部分を厚底にする事で、かかとの部分から足先にかけてのラインの角度が緩やかになり疲れにくい形状です。
高いヒールの靴を履きたいけど、疲れたり、足が痛くなったりするのは避けたいとお考えのお客様に人気のデザインです。
厚底の為に歩く時に地面からの衝撃が足に直に伝わり難く、快適に歩く事が出来るのももう一つの特徴です。
そんな履きやすいウェッジソールタイプの靴ですが、しばらく履いていると靴底とアッパーが剥がれてくる事があります。
靴底とアッパーは接着のみで着けられているために、ある程度年数が経ち、接着剤が乾いてくると剥がれてきます。
昨シーズン買ったサンダルを今シーズン履こうとしたら剥がれてきた、というケースが多いですね。
靴底が剥がれてしまった場合、市販の接着剤を使って修理を試みる方もいらっしゃるのですが、なかなか上手く出来ないようです。
多少手間はかかりますが、そんな時は修理専門店に任せたほうがしっかり修理出来ます。
それでは、ウェッジソールの剥がれの修理前と修理後を見て見ましょう。
ウェッジソール接着前
かかと側の部分がパカッと剥がれております。
歩く時に力がかかりやすい部分でして、ウェッジソールの剥がれでよくあるケースです。
剥がれているのは、かかとの後ろ側の部分だけですが、前側の部分も接着剤が乾燥して接着力が弱くなっている可能性があります。
点検してみたところ、やはり接着力が弱くなってきておりましたので、靴底から上側を全部取り外して、全体を接着しなおします。
紙ヤスリで以前の接着剤を綺麗に取り除いてから接着剤を塗布して接着します。
ウェッジソール接着後
靴修理専用の接着剤を使用してしっかり接着する事が出来ました。
これでお気に入りのウェッジソールのサンダルを今シーズンもお履き頂けます。
修理実施店舗
店名 ウィンリペア花小金井
住所 東京都小平市花小金井1-8-3 いなげや花小金井駅前店2階
電話番号 042-462-9001
営業時間 10時から20時
休憩時間 13時から14時
当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。
ウェッジソールの靴底が剥がれた場合の修理まとめ
ウェッジソールタイプの靴底はアッパーと接着されて作られております。
接着のみで靴底が取り付けられている靴全般にいえる事ですが、ある程度年数が経ちますと、接着剤が乾いてきて剥がれの原因になります。
その場合は下処理を丁寧にし、接着剤を新たに塗って接着する事でまた履けるようになります。
修理内容 靴底接着
修理期間 1日から
修理料金 片足¥1000(税抜き)から
※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。
※修理金額は使用する材料、靴の状態により変わります。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。