靴底に穴があいた状態でも修理出来るのか
普段お仕事などでよく履く靴。
今日も履き慣れた履き心地の良い靴で気分よく過ごしてたところ、靴底になんか違和感が。
おかしいと思い靴底を点検してみると、なんと穴があいてしまっている。
もうこの靴は履けないのかな?
だれしも靴底に穴があいてしまった状態を見たら諦めかけてしまいます。
ですが、靴が壊れかけた時が一番履き心地が良くなってる時です。
自分の足形に靴が馴染み、長時間履いていても痛くなったりしない状態になるのが丁度靴底が駄目になりかけた時なんです。
既に最初から履き心地の良い自分の足形に合った靴であれば良いのですが、なかなか最初から履き心地の良い靴はないものです。
せっかく時間をかけて自分の足に合うようになってきた靴ですからまだ履き続けたいですよね。
お任せください。
靴底に穴があいてしまった状態からでもしっかり修理して頑丈に仕上げます。
しかも修理日数もそんなにかけずに直す方法で今回は修理します。
それでは靴底がどのように修理されていくのか見て行きましょう。
フェラガモ靴底補強前
日本のアスファルトが多い道路事情ではレザーソールの靴はどうしても磨り減りやすい傾向があります。
しばらくレザーソールの靴底を履いていると経験するトラブルがあります。
それが靴底の力がかかる部分に穴が空いてしまう事。
見た目にも痛々しいですが、きちんと直りますのでご安心ください。
中底までダメージがありませんのでレザーチップで穴の空いた部分を補強する事で修理出来ます。
こんな感じで
穴の空いた部分と、磨り減っているつま先の部分に革を補充して靴底の厚さを均一に近づけます。
靴底を整えたら、いよいよラバーソールを貼って補強します。
フェラガモ靴底補強後
今回使用したラバーシートはvibram#2027。
靴の屈曲性を損なわない横ラインの溝が入ったラバーシートです。
フェラガモの靴は履き心地が大変良いのが特徴ですので、その良さを損なわない修理材を使用しました。
ラバーシートで補強した後は靴底の耐久性が上がるだけではなく、靴底が左右どちらかにねじれて履きにくくなるトラブルを予防する効果もあります。
レザーソール(革底)の靴を沢山履かれる場合は、かかとの一番下のゴムを初めて交換する時に靴底の補強も一緒にしておくと靴底に穴が空いたりするのを防ぐ事が出来ます。
靴底も少しずつ磨り減って薄くなりますので、沢山履かれる靴は見た目が大丈夫でも靴底補強しておくと安心ですよ。
修理実施店舗
店名 ウィンリペア光が丘
住所 東京都練馬区光が丘5-11 イオン練馬店4階
電話番号 03-5383-5441
営業時間 10時から20時
休憩時間 13時から14時
当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。
フェラガモ靴底修理まとめ
レザーソールの靴底は穴があいてしまった状態からでも、丁寧に修理する事でしっかり直す事が出来ます。
もう駄目かなと諦めてしまう前に一度スタッフまでご相談下さいませ。
修理内容 靴底ラバーシート補強
修理時間 1時間から
修理料金 ¥3800(税抜)から
※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。
※修理金額は使用する材料、靴の状態により変わります。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。