クレープソールのオールソールをご紹介します。
クレープソールを使用した靴はクラークスのデザートブーツが有名ですね。
つま先の形がラウンドトゥーで足の指を締め付ける事がなくとても履きやすい靴です。
靴底はクッション性がとても良く、休日の日に履くと、平日タイトな革靴や靴底が薄いスニーカーを履いて疲労がたまった足の疲れが癒やされるような感じです。
筆者も足の指をぶつけて腫れてしまい、普段履いていた靴が履けなくなり暫くクラークスのデザートブーツを履いていた時がありましたが、本当にクッション性に優れ、疲れにくい靴でした。
立ち仕事ですので夕方には足がだるくなってくるのですが、デザートブーツを履いていた時はだるくなりませんでした。
このクッション性に優れ疲れにくい特徴が、1949年にシカゴの靴展示会に出品されて以来人気が衰えない理由だと思います。
休日のリラックスした服装の時はクラークスのデザートブーツはとても合わせやすいですよ。
スエードのアッパーが、カジュアルすぎない大人っぽい雰囲気を作ってくれます。
スニーカーだといまいちしっくりこないな、と悩んでいた方は一度試して頂きたい靴です。
クレープソールの靴底は貼り替えが出来ます
クッション性に優れ履きやすいクレープソールは暫く履き続けていると、天然のゴムの性質上べたつきが出てきて、履きにくくなってきます。
履きにくくなる一方なのでしょうか?
靴底を貼り替える事で履きやすい靴に復活させる事が出来ます。
アッパーの形、色、素材感、自分の気に入ったデザインの靴にはなかなか出会えないものです。
修理して履き続ける事が出来たらその方がいいですよね。
それでは早速、修理する前と修理した後、どのようになるのか見ていきましょう。
クレープソール交換前
クレープソールの前側部分は磨り減って薄くなり、靴本体から剥がれて浮いています。
靴から靴底が剥がれてきますと安定した歩行が出来ませんので修理が必要です。
またクレープソールは暫く履かれているとべたつきが出てきます。
輪ゴムを長期間保管しておくとベタベタしてきますが、それと一緒の現象が靴底にも起こるのです。
ベタベタしてくると、写真のように小石が靴底に付いたままになり歩く時に変な感じがします。
床に傷を付ける原因にもなります。
べたつきが出てきたクレープソールは新しい物に交換して貼り替える方法がベストですので、靴底全交換(オールソール)の修理をします。
クレープソール交換後
磨り減ってしまった古いクレープソールを取り除き、新しいクレープソールに貼り替えました。
靴底の厚さも戻りますので、新品の時のようなクッション性が蘇ります。
クレープソールは滑りやすいウィークポイントがありますが、滑り止めを強化したタイプのかかと材を使用して安心してお履き頂けるようにしてあります。
修理実施店舗
店名 ウィンリペア花小金井
住所 東京都小平市花小金井1-8-3 いなげや花小金井駅前店2階
電話番号 042-462-9001
営業時間 10時から20時
休憩時間 13時から14時
【クレープソール】オールソールまとめ
クレープソールの靴底は暫くするとべたつきが出てきたりして履きにくくなります。
痛んできたのは靴底だけでアッパーはまだ履ける状態の時は、靴底だけ貼り替える事が出来ます。
天然の生ゴムのクッションの効いた履きやすさが蘇ります。
修理内容 クレープソール・オールソール
修理期間 2週間から
修理料金 ¥7500(税抜)から
※修理期間は混雑状況により変わります。
※修理金額は使用する材料、靴の状態により変わります。
靴の修理はどんな事が出来るか解りにくい事もあると思います。
そんな時は相談だけでも大丈夫ですのでお気軽にお問い合わせ下さいませ。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。