アウトドアを楽しむ方々の足元を見ると一目でそれと分かるL.L.Bean。
アッパーの特徴的なデザインは雨や雪から足元をしっかり守る機能性の高さから愛好家の多い人気のブランドです。
L.L.Bean ビーンシューズの特徴とメリット
レオン・レオンウッド・ビーン氏が足が濡れないようなハンティングブーツを開発したのがブランドの始まりです。
ハンティングは何時間も獲物を待ち続けたり、何時間もかけて山を歩いたりします。
その時に足が濡れてしまっては、足先から体温を奪われて体力を消耗してしまう事になります。
当時革のハンティングブーツしかない中で、過酷な環境でも足が濡れないようにゴムのアッパーとレザーのアッパーの組み合わせは画期的だったと思います。
メンテナンスが本当に簡単
現代は機能的に優れるアウトドア用のブーツは様々ありますが、メンテナンスはL.L.Beanが圧倒的に簡単です。
想像してみて下さい。
アウトドア用のブーツでぬかるんだ泥の中を歩いた後はブーツはどうなるでしょうか?
泥が靴底から靴の周りまで付くのではないでしょうか?
ちょっと深みにはまってしまうと足の甲まで泥んこになりますね。
現代のアウトドア用シューズは機能的ですが、流石に上から水をかけて泥を洗い流す事は出来ないと思います。
L.L.Beanのブーツでしたらそんな荒っぽいメンテナンスもその場で出来てしまいます。
まず汚れたり、濡れたりしやすい部分はゴムが使われている事で靴が濡れる心配が無いことです。
それじゃ長靴でも十分じゃない?
そんな声があちこちから聞こえてきそうです。
たしかに水に濡れない事だけにフォーカスしたら長靴は最強です。
ですが山の斜面を歩いたり、川沿いに道なき道を歩いたりするような状況ではどうでしょうか。
足首の部分がブカブカの長靴で長時間歩行出来るでしょうか?
そこでL.L.Beanの殆どのブーツが靴紐タイプになっています。
靴紐で足に靴をしっっかりフィットさせる事で足場の悪いぬかるんだ場所で踏ん張りが効かない状況でも、足が靴の中で泳ぐ事なくしっかり踏ん張りながら歩く事が出来ます。
安全な歩行と疲労軽減のためには靴は足にしっかりフィットしている事が重要です。
そこでL.L.Beanは足首を包み込む部分はフルグレインレザーを使用しております。
足にフィットさせるには革にかなう素材はありません。
革は履く方それぞれの足になじみ、靴擦れなどのトラブルを予防します。
考え抜かれたデザイン
靴紐を通す最初のアイレット(靴紐を通す穴)の位置が通常の靴よりかなり高い位置にあること。
靴紐の通し始めが高い位置にある事で靴紐の部分が汚れにくく、靴をメンテナンスしやすい作りになっています。
もし靴紐を通す部分まで水がかぶるような事があってもアッパーとタンの部分がつながっている構造なので安心です。
もう一つハンティングブーツで有名なレッドウィングのアイリッシュセッターもアッパーとタンの部分に隙間がなく、泥などの侵入を防ぐ構造になっています。
また山の中などを歩く時は地面に落ちた枝などをよけながら歩きますが、シューレースが高い位置にある事で枝に引っかかって転倒してしまうリスクを低くします。
靴が使われる環境を想定して、その中でいかに快適にはけるようにするのか考え抜かれています。
しかし機能一辺倒にならずデザイン性も考慮して作られ、L.L.Beanとはっきりわかる物になっています。
アメリカのブランドは製品がそのままブランドアイコンになる程かっこいい製品が多いですが、
STANLEYの水筒やCarharttのデトロイトジャケットなどが有名ですね。
L.L.Beanのブーツかかとは修理出来るのか?
最近ではアウトドアだけでは無く、タウンユースでL.L.Beanのブーツを履かれている方もちらほら見かけるようになりました。特に雨の日や雪が降った時などですね。
そうするとアウトドアとは違い硬いアスファルトの上を歩く事になりますので、かかとの部分が磨り減りやすいです。
かかとが磨り減った部分だけ修理して補正できますのでご安心ください。
L.L.Beanかかと部分修理前
かかとの斜め後ろが磨り減って斜めになっています。
この磨り減った部分に修理材をあてがい真っ直ぐに補正します。
L.L.Beanかかと部分修理後
磨り減った部分がまっすぐに補正されました。
これで歩きやすく、滑りにくくなりました。
修理実施店舗
店名 ウィンリペア宮原
住所 埼玉県さいたま市北区宮原町1-1-1 イトーヨーカドー大宮宮原店1階
電話番号 048-654-7689
営業時間 10時から21時
L.L.Beanかかと部分修理まとめ
アウトドアシューズといえばL.L.Bean。
防水性に優れたラバーのアッパーが、雨などの侵入を防ぎ靴の中の環境を快適な状態に保ちます。
足首の部分はフルグレインレザーと靴紐で足にしっかりフィットさせ、足場の悪い所でもしっかり履けるようになっています。
修理内容 かかと部分修理
修理料金 ¥2000から
修理時間 1時間から
※修理時間は店頭の混雑状況により変わります。
※修理金額は使用する材料、靴の状態により変わります。
L.L.Beanの靴底は全交換する事も可能だそうです。
ゴムの部分は年数が経つと硬くなってきて柔軟性が失われてきますので、その時はゴムのボトム部分をリソールするのをおすすめ致します。
かかと修理、靴底修理、中敷交換など様々な修理をお取り扱いしております。