靴のかかと修理

【新社会人の悩み】革靴のかかとが斜めになるのはどうして?

リーガルかかと修理事例

新社会人の方々も入社式を終えそろそろ1週間程経った頃でしょうか?

初めての環境で緊張の毎日かと思います。

服装も大学生時代のカジュアルな服装からカチッとしたスーツになり、履く靴も革靴を履いている事でしょう。

営業の方は先輩社員と一緒に得意先回りをして慣れない革靴で毎日頑張っている事と思います。

そんな忙しい毎日を送って3ヶ月程経つ頃、靴の事で悩む事があるので今回はその解決方法をご案内します。

【靴の悩み】革靴のかかとが斜めになる

社会人になりスーツと一緒に揃えた革靴。

週末は靴磨きをしてお手入れ。

その時にふと気になる事が。

かかとが斜めになってる!なんかかっこ悪いな・・・

購入した時はまっすぐだったのに何故だろう?

疑問を抱えたまま休日も終わり翌日会社に出勤して先輩たちの靴をちらっと見てみます。

ですが、かかとが斜めになってる靴を履いてる先輩はいません。

ひょっとして俺だけ靴の履き方が悪いのか?

それとも先輩たちはこまめに靴を買い換えているのか?

疑問ばかりが浮かんで来ます。

そして入社して数ヶ月経った頃、先輩社員のある方と仲良くなりいろんな悩みを相談出来るようになりました。

とある日の休憩時間。

先輩たちはいつもビシッとしてますね、靴もきちんとしてるし、僕の靴は買ってまだ数ヶ月しか経っていないのにもうこんなになってるんですよ。

かかとが斜めになった靴を先輩に見てもらいます。

そうか、お前は入社してからまだ靴の修理屋さんに行った事がないようだね、斜めになったかかとは修理屋さんで直してもらえるぞ。

え?靴の修理屋さん?靴が直る?靴って駄目になったら買い換えるものじゃないのですか?

いやいや、それじゃ給料がいくらあっても足りないぞ。修理っていっても本格的な機械を使ってけっこう綺麗に直してもらえるぞ。

とりあえず物は試しで今度近くの修理屋さんで直してもらいなよ。

という事で社会人一年生の新人は初めて靴修理を体験する事になります。

かなり前置きが長くなりましたが実はこれ、筆者が靴修理の存在を知る事になった実際のエピソードです。

そう、今は靴修理に携わっている私も最初は靴を修理出来ることすら知らなかったのです。

今回は新社会人に向けて靴が修理出来ることをこの場を借りてお伝え出来ればと思います。

ビジネスシューズのかかとは修理出来ます

ビジネスシューズで定番のリーガル。

主張しすぎないデザイン、ビジネスの現場で通用する品質、靴底がきちんとリペア出来る構造。

ビジネスマンなら一度は履いたことがあるであろう日本を代表する靴メーカーです。

リーガルUチップ

靴も様々なデザインがありますが今回はオーソドックなUチップです。

守備範囲が広いUチップは1足は揃えておきたいデザインです。

今回は2回目のかかと修理の依頼でした。

アッパーはひび割れる事なく適度な艶があり、丁寧にメンテナンスされている事がわかります。

それではかかとの修理前の状態をみてみます。

リーガルかかと修理前

リーガルかかと修理前の状態 リーガルかかとの修理前

修理するには一番良いタイミングです。

この位の磨り減りで修理するのが、靴に負担をかけないのは勿論体にも負担がかからないです。

磨り減りすぎたかかとの靴は履き続けていると疲れやすくなります。

なぜ疲れやすくなるのか?

それは歩行バランスを崩して少しかもしれませんが膝や腰に負担がかかるからです。

靴を購入するとかかとに下から6mmから7mmのところにラインが入っていると思います。

丁度そのラインがかかとを交換する目安になります。

リーガルかかと修理後

リーガルかかとの修理後 リーガルかかとの修理後

以前取り付けたかかとのゴムを取り外して新しいゴムに交換しました。

磨り減った部分が平らに戻りました。

交換に使用したかかとのゴムは耐久性の高い素材です。

日本の道路はアスファルトで靴にとっては過酷な環境なので少しでも長持ちする材料を使用しました。

これでまた安心して履いて頂けます。

修理内容まとめ

修理内容 リーガルかかと修理

修理時間 1時間から

修理料金 ¥3000(税抜)から

黒のスムースレザーの靴は修理の後靴磨きしております。

修理した後は綺麗に磨かれた靴でお仕事をスタート出来ます。

当ブログ掲載の修理はウィンリペア全店で承っておりますので、お近くの店舗までお気軽にお問い合わせ下さいませ。

【体験して納得】靴は修理出来る

この前先輩に教わった修理屋さんに行ってきました。

どうだった?

意外というかかなり綺麗に直るのですね。びっくりしましたよ。そんなに時間がかからないのもいいですね。

だろ、俺たちみたいな営業は靴の底が磨り減るから定期的に修理屋さんに行って直してもらうんだよ。

営業で得意先を訪問した時に身だしなみがだらしないと、まとまる話もまとまらなくなるからな。

そうですね、知らなかったら足元がだらしないままでした。得意先を訪問してもなんとなく気になっていたんですよね。これで商談も集中出来ます。

じゃ今度君が先輩になったら後輩にも教えてな!

勿論です!

以上社会人1年生が靴の身だしなみを整える方法を知るまでの物語でした。

PS

初めて購入した革靴、その後他の靴とローテーションしながら5年ほど人生を共にしました。

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ウィンリペア
東京都に11店舗、埼玉県に6店舗の靴修理店ウィンリペアです。パンプスやビジネスシューズ、スニーカーなど靴底がすり減った時の修理や中敷き交換、サイズ調整を取り扱っているお店です。履きやすくなったあなただけの靴を心を込めてお直しいたします。
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